NZ-オークランド在住。


by tankobunko
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レトロな映画館

私たち夫婦がオットの両親の住むタウマルヌイ(Taumarunui)で週末をすごしていた1月のこと。

タウマルヌイはタウポ(Taupo)から西へ車で1時間ほど行ったところに位置する人口5000人強の自然豊かな小さな町である。

トラウト・フィッシングに行ったり、ハイキングに行ったり、ワンガヌイ川(Whanganui River)でカヤックにトライしたり、トンガリロ・クロッシング(Tongariro Crossing)やスキー場に行く途中だったり、とアウトドア派にはそれはもうたまらない町である。(ちなみに私、全部やりました。)

そんなタウマルヌイに何度も足を運んでるくせに、メインストリートに映画館がある、ということにずーっと気がつかなかった私。その映画館で、夫婦そろってずっと観たいと思っていた "The World's Fastest Indian" がその週末に上映されるというので、義母と3人でその映画を観に行くことに。

映画は始まり、すっかりストーリーに魅せられ、感情移入していた私。

その映画も中盤にさしかかったところ。

ブチッ。

、、、えっ。何、何が起こったワケ?

映画が途中で終わり、スクリーンにはデカデカと "INTERMISSION" の文字が。

尻切れトンボじゃんか、これじゃ。

室内にはあかあかと電気がつき、映画を観てた人たちは何事もなかったかのようにおしゃべりを始めたり、席を立ったりするではないか。

隣のオットは、そのまた隣の義母と会話しているぞ。

そして何が起こったのか今イチ分かってないボー然とした私、一人取り残された気分。

「ね、ね、何アレ?何で途中で休憩なんて入っちゃうワケ?故障でもしたワケ?」

私の狼狽ぶりを見てウケるオット。

「あ、たんこぶは知らなかったのかー。フィルムを巻き戻さなきゃいけないから、昔は映画の途中で休憩が入ってたんだよ。」

(でも今は昔じゃないぞ。)

「あ、そーなの。へー。」

(おぉ、プリミティブ。今でもその技法を使ってるのか、タウマルヌイでは。)

義母曰く、彼女が結婚した当時(40年以上前)と室内はほとんど変わっていないとか。薄暗い入り口、皮(だと思う)張りのイスを見て妙に納得してしまった。

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ところで映画鑑賞後の会話。

3人「いい映画だったねぇ〜。」 ほのぼの〜(´∀`)

たんこぶ「あの映画観るとさー、ニュージーランド(人)のことがもっと理解できるようになるねぇ。」

たんこぶ「でもさー、やっぱキーウィってunsophisticatedなんだねー。」

...シーン。(何げに義母、ムッとしたか?やべっ。)

たんこぶ「で、でもさー、ほんっといい映画だったよね〜(汗)。」

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"The World's Fastest Indian" はとても心暖まる映画です。もう一回DVDで観たいほど、お気に入りの一本になりました。
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by tankobunko | 2006-03-27 20:49 | NZ全般